おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

夏祭りを思い描いて

まだ見えぬ夏祭り

浮いた陽気に

あと幾月か

指折りたくもなるのだろ

眠る浴衣も干す日和

 

気の早いことに悪くはないさ

思い描いて

生き長らえて

 

何だっていいのさ

繋ぎとめるなら

宵灯り

冷たい氷も少しなら

人の混むこと避けて

見上げよう

 

夏の空が待つことを

冬気の終えてすぐに思い見る

なんて気の早いこと

悪くはないさ

 

思い描いて

生き長らえて