おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

あなたは雨


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染む時も あなたは雨

通りすがりの振りをする

 

今を盛りと鳴く鳥の

声にまぎれた

 

伝えのすべ

愛は片方向

降られるだけの身にもなって

 

言は何処

 

染む時も

病める時も

憎らしや

あなたは雨

 

散る時も あなたは雨

晒し野に尽くさまを見る

 

今は劃然 神と人

魂 途切れぬよう

 

伝えのこり

ふっと肩に落つ

あたたかく 肌に胸に

染み入るよ

 

散る時も

すがる時も

あぁ愛し

なだらか雨

 

臥せがちに生まれつき

陽を見ても泣けぬ子が

ひとつぶの雨に触れ

 

伝のすべて

知るのよ

 

生くる時も

病める時も

憎らしや

あなたは雨

 

会えぬ天

今も片方向

あぁ愛し

あなたは雨

土曜の午後にただ

そっと手を取って

午後をしずかにやり過ごしましょう

 

時間がかかると知っている

傷の治しを

できたら2人で

 

あなたが確かに

この心を

見ていてくれるのがわかるわ

 

弱い自分に嫌気がさしたり

消えてしまいたくなっても

 

いてもいいよと

ここにいてもいいよと

言ってくれてるような

無口な手で

 

ただひたすらに背をさすって

一緒に息をしてくれたこと

 

遠い思い出より

やさしい日になる

あなたの感触おぼえて

思いで思い入れ

片手では足りない思い出を

どうして過ごした夏の島

夕やけに歩くなんでもない日が

今でもいちばん好きだったり

 

橋を渡ればとなり島

帰りみちは自由という孤独

春の陽気じゃ説明できない

焦燥を背負っていた気がしたり

 

きれいには行き着かないけれど

確かに青春を重ねた時

心はいつも感受にあふれて

死んでしまいそうだったけれど

なんとか生きのびた

少しの希望

通い路問答

夢に来たあなたが

私を思っていると

考えていいのは

いつの時代までだったか

 

そういえば今は

ただの勘違いになるのか

こちらが慕っている側だったか

 

では時代を越えて来てくれた

あなたのことはどう考えればいいのか

ひたすら通い路問答をしていたら

それで頭がいっぱいになってしまい

 

恋よりも思考が過ぎたら

それはいけないね

性分だけれど

また愚痴しかでない町

久しぶりに帰ろうとしたら

船が変わっていた

名前から装丁から

 

もうそこで夢かもしれないと

思ってしまう質だから

やめてほしいよ、こういうの

 

安らぐためではなく

息詰めて戦いにいくから

結構浪費すんのよ

 

初手で私を悩ませないで

 

穏やかで優しい人が住まうって

嘘言ってるのは誰?テレビ?

いい加減なこと言いやがって

 

こちとら年季もの

身に沁みついてる

苦労というより

消費すんのよ

信じるの暴走

背徳を愛と勘違いして

穿つなら好きなだけ、と

しがみ付いた夜に

 

もう神の手の内にいることを

捨てた

 

いいのよ

どうせ放っておかれる

こちらの片恋に朽ちるなら

 

誰に抱かれてもおんなじでしょう

 

捻くれてしまった夜に

気づかなければよかった現実に

むなしさの正体、みじめ飲みの実態

何者にもなれなくても

愛してもらえますか

 

ただそれだけの問いを

己から引き出すのに何十年

 

答えてもらえるか分からぬ

さらに何十年

 

応えてもらえるか分からぬ

さらに何十年

 

そして百を数え

終えるのさ

インナー

早く大人になりすぎたぶん

子どものころを取り戻そうとするから

プラマイで意味ないよ

なんなら苦しいよ

 

いろんな条件がそろってしまうと

たまーにそういうことがあるよね

いろんな時代で見てきたけれど

変わらないモンね

 

かなしい性というのか

繰り返してしまうものね