おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

love song

今までどこにいたの 1人で泣いていたの これからでも そこへ行って 抱きしめてあげたい love song… love song… 私のこと気にしなくていいよって突き放すけど この世で1番気になることだ 考えずにはいられない love song… love song… 安っぽい愛してるや わ…

熱の床

また熱にうかされてしまった もう平常を失わないと誓ったのに なんてことない のどの痛み ふらつく熱 誰にだって起こる凡事も一々一大事 誓いまで立てる様をまた 笑われるだろう 臥せるだけでは 世は晴れぬ 気づいた床が 朝か昼か 他の世界か 忘れてしまった…

雨上がりを好きになれない日

心の中で打ち鳴らした雨 想像だけで息も止まるほどだと怯えた だけど 実際の雨風を前にして やはり思考のほとんどは杞憂なんだと脱力する 自転車で駆け出したい昼辺も 教室に入れなかった震えも 確かに愛してくれた人も 幻ではなかったけれど 月日が経てば消…

夜が降る

夜が降る 夜が降る 見づらくて視覚が痛い 夜が降る 夜が降る 暗くもない夜が降る 「涙の中で優しくなってく 君を見てるよ 君を見てるよ」 貴方が笑顔を振りかざしたせいで 私はうまく泣くことができなくなってしまった だけど 幸せと呼ばれるものは 何処にあ…

光の下

むずかしい季節だね 僕はまだ足を止めることも進むこともできず “夢追い人” 響きだけ噛みしめて 煩わしいことは全て目を逸らすから 汗にまみれた放課後が きゅっと恋しくなるんだよ 夢見てもなお破れてゆく 繰り返す日々への勲章は いつかこの身いっぱいに注…

三つ葉のクローバー

子どもみたいに必死になって君が探す 四つ葉のクローバーはそんなに偉いの? それこそ子どもみたいなかわいい嫉妬から始まったんだけど 三つ葉のクローバーじゃどうしていけないの? 「なかなか見つからない」 残念そうに君はうつむく 「そうだね」って言い…

Paradise underground

地下に降りてゆくのに そこには楽園が待っている 狭いハコから漏れ来る音たち ドアを開ける 掻き鳴らせ さぁ歌え 聞くも踊るも好きに 泣いたっていいさ ただ見るだけの阿呆は1人もいない 熱が充満する ラララ ラララ 機嫌良く ルララ ルララ 嘆いてみたり …