おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

Entries from 2024-01-01 to 1 year

暮れ

世も暮れてゆく まだ知らぬ者も多い 何かの察しのため 記しを残した方がよいか もう変えられぬことは周知 無駄なことはせぬがよいか 世はあるのだと 無くなる瞬間まで 思っていた方が 大方幸せだろうから 世も暮れてゆく 知る者だけが 怯えるなり焦るなりし…

営みと空想

夕刻 気のうねる時 世の彼是は捨て去りたいと 腹の底から思う時 同時に 夕餉よそい 身体を洗い 床につく まさに世の営みを 身でもってなぞる時 哲学と 思想と 空想は 真反対にありながら 同居もしている ややこしや

朽ちと道理

自分勝手に生きてきた奴は 勝手に朽ちていけばいいのだけれど そんなに上手くはできていなくて 苦しむのは大抵 良識のある人で 自分を責めてしまうような性分で そんなのかけらもない奴が のうのうと堂々と 生き延びるものよね

大丈夫。

大丈夫、大丈夫 誰も言ってくれないから 自分で言い聞かせてるの もう知ってるもんね 今日は死にそうなくらい悩んでることが、薄れてゆくこと 大丈夫、大丈夫 呪文よりも丈夫よ 年取ったってことは 記憶があるもの 嫌なことも薄れてゆくという 記憶があるもの…

100パーのグチ

9連休なんてなかったんだ そう思わないとやってられねえ どうしていつも大事な時に 具合悪いんだ いや年がら年中 というか生まれてこの方 ずっと体調悪いけれど それでも波ってもんがあって いちばん悪い時が いちばん自由に動き回りたい時にくる 憧れのスコ…

不思議な力

不思議な力はいくらでもある なんなら不思議な力しかない 見えていないだけで 見えないからこその 不思議な力だ だけれど 見せておきたいと 少しの欲が出たか もしくは少しばかりは 理解者がいないと 具合が悪いのか 不思議な力に 気づく者がいる それを知っ…

おまもり

縁切りには 役に立たないかもしれない 赤いお守りを 大事に鞄にしまっておく 縁切りには 思いのほか時間がかかる 年単位になるだろうし なんなら一生かけても叶わない とらわれる時間が勿体ないと 言ってしまえば簡単だけど 気持ちとしても物理的にも ぶつ切…

思案

背を丸めた人が格好悪いと決めつけるのはナンセンスよ 何か大切な思案のさなかかもしれないわ 私はこの世でいちばん尊い行動は 思案だと思っているから 無条件に尊敬するわ 違ったら違ったで 人のことなんて放っておきなよの精神で

寂しさ

喧嘩中の家族だろうと 別れかけのカップルだろうと、 なんならなーんか怪しい関係だろうと、 連れ立って歩いてる人を見るだけで、 羨ましくてならない。 傘持ち、駅待ちなんか特に。 私が1人で(大前提)傘が無い時なんかはもうね、 自分にも確かにあった記…

雑多な愚痴

電車の時間を調べようと思って、 たとえば「渋谷 赤坂」って入れると、 「タクシー」って出てくるやつ、 ほんとみんな金あんだなーって思うわ 私は基本電車だし なんなら徒歩の方法とか時間を 教えてほしいくらいなんだけど あとは「中野 新橋」って入れると…

川前でも

口角上げてこ! 笑顔で乗り切ろう!とか言うけどさ そんなんせんでよか とにかくどんな手使ってでも乗り切れば もしくは何もせんとやり過ごせば、逃げれば 十分よ 綺麗なことは話半分に 嫌な話は参考になる部分だけ うまく貰って どうにかこうにかやり過ごせ…

瀬にない浄化

恨みつらみを持ったまま 年を越したくないけれど 綺麗さっぱりしたい時 相手も手ごわく呪ってくる 追いかけてくる過去のこと 切り離せない血縁も 止まない咳が追い打ちで 死ぬ方がマシと 気軽に思ってしまう まあそれもいいんじゃない 思うだけなら自由 鬱陶…

甘いプディング

甘いプディング 口に運んで 少しずつ溶かしてゆきましょう もうね、いいの 仕事のごたごたも 忘れたいあの人も 自分の力でどうにもならないことは すべて放っておけばいいわ 消えるわけじゃないけれど 今それどころじゃない 甘いプディング これに限るわ 自…

宵もあっかんべ

宵なふりして あっかんべ 連れゆくわ 手を引きな 粋な着流し あっかんべ 忘れても わらべうた また恋い恋い 連れも良い良い 片身添い添い そして枝分かれ 酔いのまわりに あっかんべ 連れてきな 好きなだけ 飲めや酔わせ屋 宵なふりして あっかんべ 連れゆく…

一夜

私にとっては一生の思い そっと触れるたびに息が止まる募り 明日離れると知っての瀬は 暮れるな明けるな 恋いは一夜 揺れてこの身は もう貴方になりたい 別れのあとを 思い出したくもない 刹那がそのまま 刻まれてゆく 弱き身をすべて 染めてもらって 私の心…

愛への手紙

遠くにいてもいいから 遠ざかってもいいから どうか僕を見ていてほしい 触れられなくていいから 思い出だけでいいから どうか僕の人生にいてほしい 飾りにもならない 癒しにもならない ただ土台がなければ 生きていけない ただ土台さえあれば 生きていける …

うたげのまえに

笑顔づくりの苦手な人は それでいいから其処にいて 別に舞踏会じゃないんだから 無理しなくていいの ありのまま、は難しくても なるべく無理なく過ごしましょう 叶うなら少し話してみたいけれどね そうやって 過剰と短絡が少しずつ 近づいていけばいいのだけ…

やきもき

鬱屈な気分なら 何週間ではなくて 生まれてこの方ずーっと続いているけれど これを名づけるの?今さら ずっと機嫌が悪いけれど あの人はああいう人よ、とか 女ってそういうものよ、とか 単純に済ませられるの?

詩は 長いも短いも決まっていないのだから どうしても形式ばってしまう性格だけれど たぶん 吐くだけ吐いて 不要なら書かなければいい ただそれだけ ただただ吐きたいことが多すぎて 今世に収まる気がしないし 内容に対して語彙力も量も足りない

何者でもないけれど

何者かでなければ許されない愛されないと 呪いをかけた人はもういない 勝手にいなくなりやがって 呪いは残っている残っていく

feelはいずこ

たとえば「旅行に行ってのんびりする」という計画があったとして 私はそれに向かうとき、実際そこにいるとき、 「旅行に行ってのんびりする」をしなきゃいけないんだ!と意気込んで追い詰められてしまうんよ 何も考えずに楽しむ、が実際の行動としてできなく…

十年思案

親と切り離すって簡単に言うけれど そうすると自分の存在価値ごと千切れるみたいで むずかしいのよね じゃあ親じゃなくて 友達なり恋人なり 新しい家族なりと 関係性を築いて 自分がいる意味を見出せばいいじゃないって 言うでしょ でもね 土台として 親との…

脆き者

いつまでも生きているつもりだった どうしてそんな思い違いをしていたのだろう 僕の場合だけれど 自死する気が失せてゆくのは どうせ弱り死んでゆくのだと 身をもって、文字通り身をもって 自覚するからかもしれない 理屈並べるので頭はいっぱいだけれど そ…

生死もなにもない

いつ消えてもいいと 思ってたはずなのにな いざ弱ると 足掻きたくなるものね だって最初から 私は「死にたい」じゃなくて 「楽になりたい」だったもの 生きられるなら それがいちばんいい 難しいから 譲歩のふりをするだけで

おのがさが

寂しいと 一言言えば済むことを ああだこうだとつらつらと 人の性かな 平気だと 言い聞かせればするほどに 虚しくなるよ 寂しくなるよ

つきなみ

日常を取り戻すには 心を強く持たないといけない そんなこと 生まれてこの方したことがないのに ただ普通に 生きていただけなのに 多くは望まず平凡に 飯を食って眠る それだけが いまなぜ叶わない 日常を生きるということが なんなのかも忘れてしまった 人…

おとのはのふりをして

おとのはの 明日には消えること知って 杜撰にしたら身に降る まだ投げ出さないで 人の世の どうせ報われぬを知って 横着すれば身に降る まだ放り出さないで おとのはの ふりをして 寄ってくる 節がある それがあちらからの 呼びなら なんとかして 振り切って

悪の性分

風邪の治りが遅い ただそれだけのことで なぜこんなに追い詰められた気分になるのだろう 病に臥せていた年月を 思い出してしまう 美しい青春の思い出などはなく あっても薄れていくのに 臥せていた記憶だけは 今あるかのように 思い出してしまう また囚われ…

苦しきは

音楽で上澄みを癒した気になる 思いこまなければ息もできない ただここにいることが ただ苦しいのだと どう語れば伝わるものか 人の営みから少し外れて それでも生きるには 働き、食って 人の形をした苦しき者に 日が見えるのはいつだろか 日そのものの許に…

心の内と世と

心の内はぐちゃぐちゃだけど 話したくはない 分かってほしいなんて願望は とうに消えて 分かるはずもない者に 的外れに悟されるのがきつい もう解放してくれてもいいんじゃないかな でも方法が見つからないから 人は世から消えるんじゃないかな 別に強く死に…