おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

僕の身も朽ちる

償いのつもりで

石に布団を

掛けるために帰る気にも

ならない

 

明日には僕も朽ちる

怯え綻びてゆく

自分のことしか考えられないように

育てたのはあなたでしょう

 

だから人の多く乗り込む船に

わざとわざわざ向かう気になれず

世間の営みと逆をゆきたい

捻くれた娘になった

 

この手には赤子が泣く

もう理屈でねじ伏せることも

感情で押し切ることも

できない仕様

 

だって明日には

僕の身も朽ちる