おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

生まれ月の遠き

あなたは月を静かに見ていて

私の入る隙もなかった

たとえば優しさで

言葉交わしてくれても

心はもっと遠くを見ているでしょう

 

生まれ月の

愛おしいのね

この地にいて

恋などしても

 

あなたは月をいつも見ていて

私が侵すことなど叶わない

たとえばひと時

隣に座れたとしても

その目は遥か遠くを見ているでしょう

 

生まれ月の

おんなじことは

たましいのうちで

大事なことなのね