おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

初夏2003

やっと会えたね 思い出よりも ずっとずっと大人びた

あなたの声 あなたの横顔 変わらない無邪気な瞳

 

ずっと見てたよ 君のこと あの日々

夏の初めの太陽よりも 眩しくて 手をかざした空

放課後 響く声は 今でも この胸

初めて交わした 言葉が胸をくすぶる

 

照りつける陽差しは 涼しい風に変わり

時は足早に流れ 桜散ったけれど 伝えられぬままに…

 

今、やっと会えたね 思い出よりも ずっとずっと大人びた

同じ季節 走り続けてる 変わらないまっすぐな瞳

 

もっと見てたい 君のこと これから

夏の初め 降る雨だって あの時と同じ色の空

すれちがう度に 今でも この胸

もう遠い人だなんて 思わない

 

照りつける陽差しが 涼しい風に変わり

時が足早に流れ 桜散るまでに 伝えたいから

 

もっと大きく 夏をつかむよ だってもう何も怖くない

あなたの夢 あなたのすべてを 思いきり抱きしめたい

 

やっと会えたね 思い出よりも ずっとずっと大人びた

あなたの声 あなたの横顔 変わらない無邪気な瞳

 

やっと会えたね どんなに時が流れても

あなたの声 あなたの横顔 変わらない無邪気な瞳