おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

あなたが名を呼ぶときは

夢に見た

あなたに名を呼ばれて

指に触れた

夏夜

 

時計を見るのは

苦手なの

寝入りも目覚めも

知りたくない

 

心のうちを見せぬのが

なくて七癖

そのうちの

幾つも占めた

幼い子

 

心のうちを見せるなら

あなたがいいと

思ったの

探していたのね

幼いころから

 

夢に見た

あなたに呼ばれた名が

急に好きに思えたもの

抱きしめてくれるみたいで