おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

昼夜と此処彼処

夢見はずっと悪くて

背中にじわっと熱を持ったまま

どうしようもなく目覚めた

ふと 人生って何だろうと考えて

 

あなたの幸せが許せないとか

そういうことじゃないのにな

 

遠ざかってゆく思い出に

縋るよう

日常を鍛え上げても

およそ届かないところにいる

 

そうなって初めて

long long ago と呼び歌えるの

 

夢を見すぎれば

もう現実かさえ知れなくなるでしょ

疑うまま眠りに就いた

どうして人生って思い通りじゃない

 

あなたの面影を掻き消すほど

追い込まれないといけない理由は?

 

近づいてくる黄泉の香に

抗うよう

夜半の寝床を整えても

知らぬ間に連れ行かれるもの

 

そうなって初めて

life が持つ幾つかの意味に沿う