おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

ぐぜる子

石ころ蹴った

それさえ透かした

もうやんなって

転がろっかな

 

不精は本質

五月も鬱陶し

愈々捻くれすぎて

居場所失くした

 

いいよ、いてもいいよという言葉を

金より愛より欲した

 

それだけに飽きたらず

あの子よりも僕を

だれよりも僕を

見てほしいなんてさ

 

ちっちゃな子どもみたいな

欲が消えないのは

ちっちゃな子どもの時に

もらえなかったから

 

ただ是が流行りすぎれば

また捻くれて

もういいやって愚図って

先延ばしになるだけさ