おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

不機嫌の君

不機嫌に寄る

紫の影

叶え理想は

作り上げ

 

そんな彼女の表情管理

能力劣りに裏打ちされた

振れ幅すぎる感情表現

能力優れに直結する

 

夜を苦手として

真昼の教会には

入りたがらなかった

 

あちらとの距離がちと近い

 

不機嫌になるも

無理はない

果実ばかりに

釣られても

 

そんな彼女の横顔ばかり

気を取られて心までも

歌う時には何割も増し

心入りこんで体にまでも

 

生きづらそうにして

素直に笑ったり

身を任せたふり

 

不機嫌になる

ちいさい君

精神誰より

広くあって

 

苦しさに

その苦しさに

少しでも寄りたくて

 

話しかけたのが最初