おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

国道

泣いた夜の話を

あなたが憶えていたとてね

いいのよ声に出さなくて

どうせ過ぎてくものだもの

 

国道1号

長く続くだけあって

汚らしくも見えるもの

 

誰の所為でもないと

綺麗な言葉が飛び交って

そんな世の中で

確実に彼の所為ということも

あるでしょう

 

国道3号

思い出ばかりの故郷が

いつまでも攻め寄せてくる

 

繋がっているようで

離れてゆく

絆のように見せて

囚われている

 

道とはそういうものでしょう