おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

宿りあめのうた

雨待ち月の恋しいくらい

駅の屋根下で宿る人たち

そのひとかけらになれたみたいね

こんなにじっとするのはいつぶり

 

向こう空には光もみえて

どこから強く雷ひびく

 

生きてゆくのはたやすくはない

そんなことの繰り返しかな

 

弱まる気配みせない空

ぐっと堪えたものも多いの?

たまらず走りだしてみたんだ

待ち人来ずも待ち人なきも

 

目にも見える雨粒うけて

冷えたからだ進めるのなら

 

生きているのはまやかしじゃない

問いと問いの繰り返しかな

 

向こう空には光もみえて

 

生きてゆくのはたやすくはない

そんなことの繰り返しかな