雨待ち月の恋しいくらい
駅の屋根下で宿る人たち
そのひとかけらになれたみたいね
こんなにじっとするのはいつぶり
向こう空には光もみえて
どこから強く雷ひびく
生きてゆくのはたやすくはない
そんなことの繰り返しかな
弱まる気配みせない空
ぐっと堪えたものも多いの?
たまらず走りだしてみたんだ
待ち人来ずも待ち人なきも
目にも見える雨粒うけて
冷えたからだ進めるのなら
生きているのはまやかしじゃない
問いと問いの繰り返しかな
向こう空には光もみえて
生きてゆくのはたやすくはない
そんなことの繰り返しかな