恨んだり縋ったり忙しいのね
五月、空も澄んで遠くって
繋がってるって綺麗な歌を
覚え信じたころのこと
思い出していたみたい
生きても生きても知れない愛を
投げたらいいと風伝い
もうしばらく会っていないから
薄れて消えてくれればいい
けれど
私が在っていいものか
問う時いつも浮かぶ顔
苦し記憶と同居して
いつまで痛め残る顔
海も空も快調なようね
私の心配なんていらないでしょ
見晴らし腹から叫んだ歌を
跳ね返す壁もなかった浜
思い出して綺麗にしたい
生きても生きても払えぬ穢れ
もう構うなと風伝えど
心の底はみせないよう
思うより考えるで生きるよう
唱えて
私ができてきたのだから
恨みつらみも向かわす声
涙きえても居残って
いつまで胸を痛める声