おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

秋朽ち

生きた心地がしなくてね

秋が折り重なってくる

何にも言われてないけれど

責められている気になるよ

 

恥じらいどころではない

身を隠したくなる星

どうすれば落ち着けるかを

考えてもまた重なる風

 

心地良いなんて誰が言った

苦しくなるだけの季節

 

譫言を連ねたら

本当になるなら

幾らでも払うけれど

 

世界があるかどうかを

自分がいるかどうかを

解く前に朽ちてしまう

秋にやられてしまう