おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

落ちる花火

眠り起きに難があるから

まともに暮らしている心地がしないのさ

明日上がる花火にもう興奮を覚えて

そしてすぐさま忘れてしまった

 

眠り起きの意気地悪さが

暮らしにそのまま出てしまうのさ

そのものとも言っていい

大袈裟でも僕を支配している

 

思いやりの振りをしながら人は

求めようとするでしょう心地いいことばかりを

だから距離を置くことにしたの

かといって天の郷にも居場所はないけれど

 

思いばかりの明日想像が

超えてくることもたまにあるでしょう

それには目もくれないで悪い想像で備える

花火はひとりぽつりとでいいから