眠り起きに難があるから
まともに暮らしている心地がしないのさ
明日上がる花火にもう興奮を覚えて
そしてすぐさま忘れてしまった
眠り起きの意気地悪さが
暮らしにそのまま出てしまうのさ
そのものとも言っていい
大袈裟でも僕を支配している
思いやりの振りをしながら人は
求めようとするでしょう心地いいことばかりを
だから距離を置くことにしたの
かといって天の郷にも居場所はないけれど
思いばかりの明日想像が
超えてくることもたまにあるでしょう
それには目もくれないで悪い想像で備える
花火はひとりぽつりとでいいから