おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

背に添う

背の凛とした

あなたの姿を

ずっと見ていた気がするわ

 

思えばほんの僅かの時間

そばに居られただけなのに

 

惹かれて惹かれて

頭から

離れなかっただけのこと

 

背の凛とした

その姿を

思い

思いすぎて

焦がれる

 

明日には

新しい記憶に

埋め尽くされた日常だとしても

 

蟠りが残ると同じく

頭に居つづけるのよ

役得

 

もうね

あちらへ行く日までずっと

思いすぎて

あなたの背を