おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

alone

痩せた背をなぞり見て

時の移ろいも悲しくなった

もう二度と戻らぬなら

それなりの愛を示して去ってくれ

 

be alone

それだけのことが

息も止めてしまう

be alone

誰か

花を掬うように

手を伸ばしてくれ

 

今はもう

遠くからの旅の人々に見晴らされて

白い大橋、花時計

綺麗に記憶塗り替えられよう

 

be alone

心弾む景色も

遠ざけてさ

be alone

何をそんなに

頑なに生きる必要がある?

 

be alone

蟠りは抜けないまま

去った背を

今も追っている

止まない夢の中

be alone