痩せた背をなぞり見て
時の移ろいも悲しくなった
もう二度と戻らぬなら
それなりの愛を示して去ってくれ
be alone
それだけのことが
息も止めてしまう
be alone
誰か
花を掬うように
手を伸ばしてくれ
今はもう
遠くからの旅の人々に見晴らされて
白い大橋、花時計
綺麗に記憶塗り替えられよう
be alone
心弾む景色も
遠ざけてさ
be alone
何をそんなに
頑なに生きる必要がある?
be alone
蟠りは抜けないまま
去った背を
今も追っている
止まない夢の中
be alone