おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

はじめから暮れどき

憧れた者は遠ざかり

私の身は朽ちてゆく

なんと残酷で

真っ当な営みだ

 

列車のりつぎ

会いに行こうと思いたった

その日に

また苦しくなり

 

あぁ人並みの生活も

許されないのかと

気落ちしたのだった

 

憧れた者は遠ざかり

私は身ごと心ごと

順調に朽ちてゆく