おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

夢をやめてしまったわけではないのだけれど

夢をやめてしまったわけではないのだけれど

年の半分ほども臥せっていれば

嫌に気づく

 

できうることなど

ほんの僅かだ

なんなら息をするだけで

手一杯のうちに

閉じるだろう

 

生きているのに

予感がする

 

夢をやめてしまったわけではないのだけれど

年の半分ほども夢に落ちれば

白昼すら夢に落ちれば

そらね気づく

 

夢見た時間が長すぎる

とも言えるわね

それが何になることもなく

 

死んでいく

予感がする