おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

閉じゆく季節

君恋しという齢はもう

とうに過ぎてしまったか

身体弱気は幼いころからといえど

此の頃はもう

思い通りの日のほうが少ない

 

あぁ痛むなら

引き換えにくれないか

ほんの少しでいい

 

あぁ熱なら

恋の熱さをくれないか

馬鹿のように火照っていい

 

君恋しと詠うのは

心の中で自由でも

もう決して口には

出せない齢だ