おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

終りよりも終りしな

人生が閉じてゆく音がする

何為す事もないまま

それで良しとする

精神の成熟もないままに

 

痺れた足で何方へ向かおう

導はそうか

無いものか

 

見送りの旗

はためく海も見えず

尽き果てて

なるものか

 

トラウマは

消えこそしないが薄れゆく

薄れながらに消えはしない

 

また吐き出して斃れるまで

自分の崩れる音を聞き

儚はなばな手折れる腕

例えば力を持ったとして

私は花を掬いたい