おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

夕待ち

夕闇を愛するようになってから

時が経つのが待ち遠しいなぁ

窓枠に肘ついてさ

ゆるゆると待ちたくもなるよ

 

終わり数えて見えて気づいたら

時が経つのが惜しいなぁ

誰に縋ればいいかも知れぬから

神は形づくられるのだろう

 

あの人の意地悪も

自分の機嫌より空気読むのも

今日はもういいかなぁ

怒られても

例えば嫌われても

 

死ぬまであと何千日も

待ち受けているとして

立ち会えるのはどれくらい?

親に会える日など数えてる場合じゃない

 

夕暮れに会うことこそ

何より至高であったはず

待てないなぁ

待ちたいなぁ

 

夕闇は夕待ち