夕闇を愛するようになってから
時が経つのが待ち遠しいなぁ
窓枠に肘ついてさ
ゆるゆると待ちたくもなるよ
終わり数えて見えて気づいたら
時が経つのが惜しいなぁ
誰に縋ればいいかも知れぬから
神は形づくられるのだろう
あの人の意地悪も
自分の機嫌より空気読むのも
今日はもういいかなぁ
怒られても
例えば嫌われても
死ぬまであと何千日も
待ち受けているとして
立ち会えるのはどれくらい?
親に会える日など数えてる場合じゃない
夕暮れに会うことこそ
何より至高であったはず
待てないなぁ
待ちたいなぁ
夕闇は夕待ち