おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

冬道に残りますように

雪のない町も

冷え込んだら手を

握りたくなるものよ

 

わがままでいっぱい

埋まったところ

あなたは同じ歩幅を見てるの

 

幸せになるまであと

どれくらい

贅沢かな

神様

恋でも祈りでもいいです

この時が

過ぎることは知って

せめて

ほんの少しでも残りますように

 

白い息と

鼻赤くして

笑わないでよもう

子どもじゃないから

 

それでもあなたは

知っているもの

泣きじゃくった幼い日から

 

大人になるのなら

どれくらい

日を追い

神様

愛でも誓いでもないまま

この時を

過ぎて覚えていて

未来に

ほんの少しでも思えますように

 

じっとしてらんないから

走り回った道が

ほら白いよ

 

先に大人になったような気がして

遠くに行っても

今そばにいても

寂しくなんかないよ

過ぎるなら全部寂しいよ

 

幸せになって

どれくらい

あなたと歩いていられるかな

神様

恋も祈りもこめて

この時が

過ぎることは知って

せめて

ほんの少しでも残りますように