おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

刻む夜時

有耶無耶になるくらいなら

あなたのこころに居座りたかった

灯り絶えない3号線を

はさんで離れてゆく夜道

 

いっそ嫌って

それでも抱いて

 

突っ伏して

死んでしまいたかった

 

階下は宴

隣は高速道路

ここだけただの

情にまみれる

 

有耶無耶になるくらいなら

あなたのこころに居座りたかった