おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

連れてゆくふし

眠り落ちる前の怖さなど

人の語るほどじゃないわ

肝心なのは日常にふと

消えることよぎる時

 

そのまま連れてゆかれぬように

開きやすい道に迷わぬように

とらわれる心保てるように

 

念じて念じて

はじめてすこし

対抗できるくらいなものよ

 

また聞こえる

異国のリズム

連れゆけ連れゆけ

愉快なうちに

 

誰にも気づかれぬように

確かに

連れゆけ連れゆけ

さびし少女を