おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

春君

春風には弱いや

どこか痛む

どこか痛む

どうして僕はこんな為体だ

 

本当は君の隣

なんにも考えず歩いていたかった

難しくてもせめてそれを

口にしたらよかった

 

あてない

あたたかくなってゆく

空気が

好きで苦手なんだ

 

誤魔化しのきかない心は

言い訳のできない季節は

せめて君がいればどんなに

ただ君がいるだけでどんなに