また連れゆかれる 拍子はさやか 小さな体のよく動く 着物は何枚か母の持つ 練り歩きの昼間を経て 奉納の夕べが来る 鈴に情歌に 賑やかだこと ただ導かれる 拍子あざやか 裾引いた兄の置いてけぼりが 何年ものうらみごと だんだん押し来る波の音 着物は脱ぎ捨…
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