おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

鬱屈の真中

生きている

そのことがもう

鬱屈の真中

 

昏がりが流行れば

天邪鬼が発動する

もういい私は病んでない

 

どうせ誰にも分からないよ

理解進む時代すら憎くなる

そんなんじゃないんだよって

 

叫びたくても

嘆きたくても

格好つけてやる

死ぬまで

 

生きている

ただそれだけでもう

鬱屈の真中

 

皆が

底上げならぬ

昏下げされれば

捻くれは加速するばかり

 

もういいでしょ

幸せを歌う人なんて山ほどいるんだから

これくらい許してくれても

 

生きている

どちらにしても

鬱屈の真中