おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

光りから

風になびく

そのやわらかな髪を

妬ましく思って

口にも出したくないな

顔も見られたくないな

 

そういう人に限って

やさしくて

あぁもう私の汚さが

浮き彫りで情けないな

 

たとえば愛されるより

こんな感情を持たない人間になりたかった

 

駅から離れるほど

不安になる暗がり

だけどひとりで浸れる安心

遠ざかれ

もっと遠ざかれ