おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

恋をみつけて

肩にもたれていた

帰りのバスは

いつもより揺れていたけれど

安心したもの

苦しかったもの

 

恋をみつけて

季節がかわった

 

走りつづけるには弱い体

うらやましかった後ろ姿

真正面からは言えないからな

ただ追っていた君の姿

 

今となりに熱を感じて

帰りのバスは

いつもより長くて

とても早く感じられるもの

夢にも思えるもの

 

恋をみつけて

胸熱くなった

 

もたれていた

その感覚が

離れてももう

離れないもの

 

恋をみつけて

高鳴り

不安になり

手のひらで覆う頬が

熱いや

 

恋をみつけて

君の熱を知る

もう少しだけ

触れていたいや