おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

迷い子のクリスマス

吊るした靴下

キラキラの赤

飾り光り

あたたかい声と

 

歌をおぼえた

教会かえり

手を引かれるのは

明るい子だけさ

 

クリスマス

憎らしい家の

まぶしさが増すだけの

 

クリスマス

甘いケーキと

プレゼント見たことないの

 

転んだそばから

起きあがるから

助けてくれる人の

手も見えないや

 

歌にあふれた

通りを避けたら

いよいよ怖くなるもんね

 

クリスマス

抱きしめてくれた

人が確かにいたはずで

 

クリスマス

教わることなく

歩き方おぼえたかな

 

迷いの子など

例えではなく

ほんとにいるの

ほんとにいるの

 

だーれも知らないんだもの

クリスマス

クリスマス