おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

明け頃の愛は

雪残り

4時に目が覚めて

もう1人も

慣れる頃合い

 

寒々と

外の気はもう

触れられぬほど

冬を極めたろう

 

愛を口にした人は

去ると相場が決まっている

愛を秘めすぎる人は

不安に駆られて崩れてしまう

 

あぁもうね

相性が悪いのかも

誰彼とというわけではなくて

愛そのものが身に合わぬ

 

そんな人もいるでしょ

 

こうなってくると

何時に眠ればいいのやら

まだ1人も

そわる時節

 

愛をたやすく捨てたくせ

今になって呼びかける

愛は人より繊細で

此方の都合で動かない

 

あぁそうね

伝説かなって思うくらい

遠い存在になり果てた

愛そのものが身になじまぬ

 

そんな人もいるのよ