おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

海向こう

海に落ちるのが怖くってさ

そんなはずない場所だって

立ってるだけでどきどきしたもん

 

何度も夢に見るうちに

ほんとに溺れてしまうよな

ほんとの海を見るうちに

平気な気もしてくるよな

 

甲板に出ればもう

海とは一重の境もなくて

 

連れてかれるよ

知らぬうち

引きこまれるよ

青すぎて

 

渦に紛れて

白く吹いて

それでも知ってるよ

青の底は暗い

 

暗い深みが待ってるでしょ