おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

神声の仕業

よもや

風吹けば構える

彼の声そのものだと

睨んでいるからだ

 

胸の痞えを

その察知と

言うほか飲みこむ術がない

 

何だっておそらく

彼の仕業

 

耳を澄ませて

それでなくても六感七感で

受け止めてしまうものよ

 

声は遠く

また近く

旅好きなのかしら

 

よもや

風吹けば構える

貴方の声だもの