おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

風吹けば

空は高く晴れたけれど 僕はうまく笑えないよ

「高く飛べ」と流行歌は言うけど 一体何をしていいかわからない

 

病なんて生まれ憑きだ

怯えても 蹴飛ばしても

 

風が吹けば やさしい声が

風が止めば うれしいことが

ほんのほんの一握り 届くというこの星

 

中合わせ 孤独の毎日 輝く彼女 錆びついた部屋

何がしたい? 遠い夢など笑われると思ってるから

 

息をひそめ いつまででも

だけどそれじゃ気付けない

 

風が吹いたその瞬間に 世界がどれだけやさしいか

風が吹いたことに気付けるように 外に出よう

 

いつもガラス越し 景色を見て

夢だって同じように ボンヤリと眺めてるだけなの?

そんなんじゃないでしょう!

 

風が吹けば やさしい声が

風が止めば うれしいことが

ほんのほんの一握り降る そのため生きてる

 

風が吹いたら分かるように 外に出よう この部屋から

 

風が吹けば やさしい声が

風が止めば うれしいことが