おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

朽ちるまでの色合い

自分の偏屈には理由があるから

なんとなく、許されるものだと思っていた

でも実際、

理由があることと許されることは

別な気がしてきた

 

我儘放題のクソガキを見て

それ見たことか

甘やかされた結果だと

詰りたくなるけれど

もうまず自分自身が醜いことに

気づいてしまった

 

物語で描かれるのは

たいてい天真爛漫な女で

あぁそうですか

卑屈なブスに用はないですよねと

また負が増してゆくだけなのに

 

苦しんでいるのは男で

それを笑顔で癒す女という

反吐が出る話が多すぎる

そんなん読んでる自分もどうかと思うけど

 

女は苦しむことも悩むことも

許されないのですか

社会的にどうかは置いておいて

精神構造の振れ幅に

やられることも多いのになぁ

 

なんてまたボヤくだけの

いけ好かない女が1人

道くらいは歩かせてもらって

労働の義務も果たします

人に迷惑かけないように

気をつけますんで

 

吐き捨てて偏屈は増し増し

灰になる時には

そういう色をしているだろうね