おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

いとしのユニヴァース

雨風派手に晒されて

地固まるでもなく窮屈な

耐えれば耐えただけ自由を謳歌

それが本当だとしても

今生のうちとは限らない

 

斯くなる上は

 

重なる宇宙に行く他ないか

迷い帰れずも本望と

尋ね人になることも恥じず

誰からも思い出されぬことも承知

 

重なる宇宙に懸けてもみるか

好きで迷いこめるものではないが

たった一度の人生と云うなら

物の試しも許されるのではない