おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

midnight romance

愛が死んだ時に

神も去った

知らぬ存ぜぬが皆上手いこと

高が数十年

心休まらぬなど

 

彼が振り払った手の感触は

柔く抱かれた時よりも残る

 

苦しむようにもできていて

荒れ狂う今日の空が似合いね

いっそ駆けだして

しがみ付くことができたなら

 

愛を語るものを

軽く信じるな

言葉をくれぬものは

心詰められぬ

あと数十年

息継ぐだけなのに

 

彼が振り返った時はすでに

此方も余所を向いているものよ

 

Truman Show でもない限り

己を見ること叶わないでしょう

いっそ物語に摺り寄って

愛するもの取り返せたら

 

いつか死んだ時に

神に恨みごと

それだけは無しにしておきたいものね

たかが数十年

平気の振りを