思い違いに
巻き込まれるつもりもないのよ
Stockholm syndrome 似た感覚と
冷たいこと言うようだけど
あなたと私は違う個体
抱きしめてくれた人を
忘れろというの
きっと心を保つというのは
そういうことなのね
都会に生きて
距離を取って
次に会う時は
亡き骸かしら
狭い町で
取り憑かれたように
浮いて沈むのは御免だわ
咳をしたら怒られるなんて
尋常じゃないでしょ
今ならわかるの
いっそ狂った criminal ならば
すっと恨めて楽なものを
今日も嘆いているかしら
もう忘れているかしら
いいのよ虚しさなんかより
今日を生きていけというなら