おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

空凪ぐ

空が凪ぐまで待っていて

気分、鎧もなく滑る

世に世に涙もいずるでしょ

 

あなたを落とした罪つくり

踏ん張ってとは言えないわ

夜に夜に喉も詰まるでしょ

 

こころも頭も複雑には作りすぎて

負わせてしまったことにつけ

何度でも謝りたい

 

空が凪ぐならいいところ

長けき者だけ見えるよう

色つけ風も通しておいたの

 

わかるものだけわかればいいと

投げやりにも見える呪文を

 

そのままあなたに捧げましょ

大丈夫 味方でいるわ

世に世に涙をのんだぶん

綺麗にみえるようにしておくわ

 

空が凪ぐまで待っていて

時の便りもなく暮れる

今日をのんで待っていて