雨に打たれてもいい気がした
なんのことはない
わかり易くまた床に臥せて
悔やむことだけ一丁前
いつまで繰り返すんだろうな
熱を帯びたまま暮らしてゆくの
慣れたものね
もう嘆きもなくて
1杯の水もいらないから
ただ広い海の見える部屋に行きたい
雨があがっても恋しかった
嫌う日もあるくせ
もう巡るものすべて欲しくなって
寒気がしたら限界と
悟るまでの繰り返しなんだろうな
熱を帯びたまま消えてゆくの
たぶんそうね
指先の感覚もなくて
なのに伸ばして求めるのは
ただ広い海の見える床で朽ちたい