おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

残響

心砕ける音のする

自分の中でしか響かない

けれど大きく残る

 

喉の詰まる

絵画を覚えるように

記憶に景色を残すように

 

たとえば

物心つくまえの

たとえば

この星に来る前の

 

すべてが今ここのように

残る性分です