おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

花が開くようだ

綺麗な物には

嫌悪感があり

呼ばれてもいないのに

近づかないようにしている

 

だから花々が咲き誇るなど言われると

あぁそれはようございました

どうぞご自由にと

此方とは関係のないことと括る

 

いいでしょう別に

迷惑はかけていないから

崇めたい人がそうすればいいわ

 

だけれどたったひとつだけ

信じられるものがある

 

音楽が開けてゆく時に

どうしようもない高鳴りを覚え

あぁ言葉にする力もないから

花が開くようだと

形容する