おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

嘆き罪の星

こんなに熱を持っているのに

気のせいになる

この星の機械がいやだ

 

調子がいいかは尋ねられるのに

悪いかは聞かれない

この国の学校がいやだ

 

また虚ろうつろに

ふらつく

ただ歩いているだけなのに

邪魔になるようなら

 

もう愈々居場所も無いか

 

なぜ産み落とした

この心身で

どこまでもつか

誰々の遊びか

 

そうやって嘆きも日常に立ち消え

やるせなさだけが名を付けず居座る

 

人々が希望を口にするとき

ひとり泣いているのは罪か

お前たちがこれほど背に熱を

持ったことがあるか

 

主張しても虚しく

しなくても届かなく

あぁもう暮れるためだけに

今日があるような星だ