おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

もうひと雨を待っている

通り過ぎろ

通り過ぎろ

何事もなかったかのようにね

念じながら

念じながら

どうして心のうちは

 

もうひと雨を

 

躓いて誰も支えてくれぬ

慣れすぎて強くなった足腰だろ

腕が千切れそうな荷でも

抱え帰り着く癖がつき

 

耐えすぎて

耐えすぎた

少女はいつの間に

 

念じながら

念じながら

鍛えた心のうちは

 

もうひと雨を