おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

真中の夏

地の熱気ごと吸った

夏は確かに真中まできた

 

涼むに早い

我がの一身も支えきれぬなら

朽ちたほうが良いか

 

心臓が痛んできた

血は争えぬと

こんなところで言いたくないな

 

声のでかい屑おとこの

その前まで辿るなら

もう血ごと

洗い流してしまいたくなるが

 

人体には無理なこと

唱えて天の所為も

格好がつかないでしょう

 

また涼みに

好きな西瓜を思うだけ

そして己の陰険

どうにか折り合いつけるだけ