おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

救いなき世界

生きているか分からない日は

何も記さないでおく

辿ったはずの道すがら

何も無いのが悔しくて

 

あぁそうか

救いなど無かった

何を思い違いしていたのだろう

救いなど無かった

 

たゆとう時の中に居ることが

どうしても受け入れられず

愛はあると当たり前に説く人が

どうしても聞き入れられず

 

あぁそうか

赤い夕日は無かった

見ていた気が作りだしたのだろう

赤い夕日など無かった

 

何れにせよ

救いなど無かった