おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

天仰ぐ罪つくり

罪つくりが早かったから

あとはどう拭ってゆくかの

 

たとえば皆が青春や

あるいは欲に溺れるころ

 

もう何周かしたかのように

償い繕い

恥じ入るだけさ

 

教室は似合わない

家にも居たくない

海なんて爽やか以ての外

 

あぁ連れ出してくれないかな

この島と言わず国と言わず

星ごといってくれて構わない

 

罪つくりは恥の始まり

拭うのに何十年かかろう

 

たとえば人が日常や

生身の欲を貪るころ

 

憑りつかれているかのように

天に神にと

呼ばうだけさ

 

ビル街は似合わない

野にも出たくない

風なんて吹くだけで

 

感じすぎて

 

あぁ抜け出しても怒られないかな

街も日々もサヨナラしたら

楽になれるって古い書が

言っていた気がするからさ