弱りゆく身を
抱えた者にとり
明日の天気は
拷問と光
悲しがりそびれた
付けは必ずくるのだから
素直に泣きじゃくる隣の子が
羨ましくもなるものね
生きてゆくのが上達するわけじゃなし
ただ恥を前から隠す術
ずるくなってゆくだけよ
弱りゆく身は
誰にも見せたくないけれど
辛かろう苦しかろうと
慰めが欲しい獣
伝えそびれたことが
幾つもある気がして
もう何も望まぬが
格好付くとも思うもの
生きてゆくのは永遠でないと
知っていたはずでも
何が来るかはね
考えたくなかったのよ
弱りゆく身に
追い打ち蹴られ
幾らでも食らう
明日の天気は
果たして知られよか